積極的な性格に変えていく方法
人間が大きく成長する上では、未知のことに挑戦したいという好奇心や、実際に行動してみる行動力が必要不可欠です。
失敗することは誰にとっても嬉しいことではありませんが、失敗する前から「失敗したらどうしよう」と悩んでいるのでは、新しいことには挑戦できなくなってしまうでしょう。
たとえ失敗しても前向きに挑戦することで、私達は積極的な性格へと変わることができます。
最初に取り組みたい作業は、小さな失敗に慣れるという事です。
失敗しない人間など、どこにもいません。
失敗をマイナスなものだと考えるか、それとも次に成功するための練習だと考えるかによって失敗した後にどのような行動をとるかは変わりますし、気持ちにも大きな影響があるでしょう。
まずは、失敗してもクヨクヨしないという習慣に慣れることから始めてみてはいかがでしょうか。
失敗することによって他人に迷惑をかけるのではないか、と心配する人は少なくありません。
しかし、実際にする失敗の大半は他人にとっては気づきもしない些細な事だったり、迷惑だと感じる人はそれほど多くないものです。
それに、仮に他人に迷惑をかけたなら謝ればよいだけで、それも含めて社会生活なのです。
小さな失敗をしたら、どのように工夫すれば次はもっと上手くできるのかを考える習慣を付けましょう。
頭の中で失敗体験をシミュレーションしながら、次はこんな所をこんな風に工夫してみようとか、ここを少し変えてこんな風にしたら成功するかな、と考えながら再挑戦してみるのです。
いろいろアイデアを出しながら挑戦すると挑戦することそのものが楽しくなりますし、失敗してもネガティブな気持ちになりづらいものです。
小さな失敗に慣れ成功体験を増やしていく
失敗してもクヨクヨせず、試行錯誤しながら楽しく再挑戦を繰り返せば、遅かれ早かれスキルを身に着けることができ、やがては成功します。
これが成功体験です。
何度も失敗した後の成功は、大きな充実感や達成感を感じることができますし、何よりも、うれしくて興奮するのではないでしょうか。
この気持ちが、成功体験で得られるポジティブな気持ちです。
どんなことにも挑戦し、失敗しながら成功するまで粘り強く楽しみながらトライすることで、この成功したときのワクワクした感覚が体と脳に刷り込まれます。
トライする中で培ったスキルや経験は他の何かに挑戦する際にも活かされますし、何よりも成功する事が嬉しいので頑張ってもっとトライしたいという気持ちが芽生えるでしょう。
自身の成功体験が増えると、他人の挑戦を応援したくなるものです。
これがポジティブな気持ちの輪につながり、自身だけでなく周囲の人に対してもプラスのオーラとなって伝わります。