同僚と友達になるメリットは多い
社会人になると、学生の頃よりも友達を作りづらくなると感じる人は少なくありません。
しかし、1日の大半を共に過ごす同僚は仕事という共通する環境の中で接点があるため、友達関係へと発展しやすいものです。
同僚と友達になることには、たくさんのメリットがあります。
1つ目のメリットは、信頼関係を築きやすいという点です。
特に同僚のプライベートな部分を知ることによって職場でも信頼感が高まりますし、同僚の考え方や性格を把握することによって、仕事においてもお互いがスムーズに業務を遂行しやすくなるでしょう。
2つ目のメリットは、業務の生産性が高まるという点です。
職場の同僚の中に友達を作ることで毎日出社することが楽しくなりますし、仕事に対するやる気もアップするケースは少なくありません。
それが生産性の向上につながり、仕事への情熱がますます高まるのではないでしょうか。
3つ目のメリットは、仲間意識が芽生えるという点です。
職場はただ自身が仕事をこなしてお給料をもらうためだけの場所ではなく、一体感を感じながら職務を遂行できるようになります。
これが上記に挙げた生産性の向上にもつながり、自身にとっても同僚にとっても、また職場にとってもウィンウィンな影響が期待できます。
4つ目のメリットは、職場の雰囲気が良くなるという点が挙げられます。
同僚と友達だからと言って仕事中におしゃべりをするわけではないものの、普段からコミュニケーションをとる相手と仕事をすることは、よりスムーズなコミュニケーションを作り出します。
コミュニケーションの中で相手が言わんとしていることに気づけたり、職場の雰囲気は以前よりも良くなるのではないでしょうか。
また、プライベートでの話ができる同僚とは仕事に関する悩みや不安などもお互いに打ち明けやすいものです。
その結果、何でも話せることによって前向きに業務へ取り組みやすくなるというメリットもあります。
同僚と友達になるデメリットとは?
同僚と友達になることは、メリットだけでなく時にデメリットがあることも知っておく必要があるでしょう。
1つ目に考えられるデメリットは、ライバル意識が芽生えるという点です。
同じ企業文化や土俵で働く同僚とは、コミッションや昇進、ボーナスや昇給など、さまざまな点でライバル関係となってしまうことが少なくありません。
相手との距離がそれほど近くなければ気にならない事でも、プライベートで何でも話せる同僚と友達になると気になってしまい、ライバル意識が芽生えてしまうことは多いです。
2つ目に考えられるデメリットは、公平さが失われるという点です。
本来なら適切なフィードバックをする関係にある同僚でも、その相手が友達となると忖度や友情関係が影響して言いたいことを言わずに我慢したり、適切なフィードバックがしづらくなるものです。
そうした点が周囲には不公平に見えてしまうことがあることは、忘れてはいけません。